合コン

今日は以前相談に乗ってもらった後輩のM美に
ホテルのディナーに連れて行って貰いました。
私の気晴らしになればって事で予約してくれてたそうなんです。
とても楽しみにしていたんですけど
私は仕事がちょっと長引いたので遅れて行きました。
あともう一人職場のS子が来る予定で先に二人で店に
行って貰ってたんですが、私が到着した時には
何故か五人いました。M美とS子と知らないおじさんが三人…

誰なの?

彼らはM美の友達(父親くらい年齢なのに…)らしく、
頂いた名刺を見ると大手企業の管理職の方ばかりでした。
よく状況が飲み込めないないまま
挨拶もそこそこにとりあえず席に
ついたのですが、どうも様子がおかしいような…
彼らの一人がM美から私の事聞いてたみたいで

「泣きネコちゃん、寂しいんだって?」

って言われて手握られて背筋が凍りつきました。
酔ってたのかもしれませんが、
なんでいきなりそんな馴れ馴れしいしいんですか!?

「泣きネコちゃん、人妻だろ?俺も女房いるから安心して!」

ハァ?意味が分からない…理解できない…
どうでもいいからあんまりもたれ掛からないで下さい…

どうも今夜は合コンだったようなんです。

すごく帰りたい…(TT)

とりあえず、あまりにもスケベなので逃げるようにトイレに行きました。
心配してS子も来てくれたみたいで

「大丈夫ですか?今日の事聞いてなかったんですね?」
「うん…」
「私も直前で聞いたんですよ。M美にどうしてもって頼まれたから来たんですけど、
でもちょっとあのオヤジ達非常識ですよ!。頭きますよねー!」

S子とは違う意味で心配になったようでM美も来てくれました。

「どうしたの?大丈夫?」
「大丈夫だけど、ちょっとあの人達のところには戻りたくないの…」
「どうして!?今日くらいは楽しめばいいじゃないですか!?」
「ごめんね。そういう気分じゃないの。」
「どうしてもダメなの?あとちょっともダメなの?」
「うん、もう帰りたい…」
「○×さんが泣きネコさんの事すごい気に入ってるみたいなんだけど?」
「でもあの人達奥さんいるし…それに年齢もかなり上だし、しかもスケベだし…」
「そう、じゃあ仕方ないですね!」

結局M美の機嫌を損ねたようで、私だけ帰る事にしたんですけど、
お金を払おうとしたら彼らの奢りだからって。
でも、払って貰うのが凄くイヤだったので
自分で払うって言い張ったんですけど、
金額聞いて愕然…とてもじゃないけど払えない…(TT)
今、旦那は私に家賃以外の生活費を入れてくれてなくて
私の安月給だけてやりくりしてるのでなおさら払えない(TT)
不本意ながらご馳走になりましたけど本当に悔しかった・・・
触られて手に無理やりキスされて奢って貰って悔しくて…
涙が出そうになりました。
すると「心配だ」って一人おじさんがついてくる…(TT)
小走りて逃げようとしたんですけど、捕まって

「どこかでゆっくりして落ち着こう」
「いえ、もう帰らないと旦那の食事もあるし…」
「ホテルの部屋取ってるからそこで休もう!」
「え!?何言ってるんですか!?もう帰りますよ!」
「ダメ。」
「ちょっと離してください。」
「じゃ、メールアドレス教えて。」
「え、なんでですか…」
「メル友になろうよ。」
「とりあえず、手を離して下さい…」
「教えてくれたら離すから。」
「いい加減にしてくださいよ!旦那が待ってるんですから!」
「本当に待ってるのかよ?(笑)」

その言葉に固まってしまいました。
確かに待っていません。
誰も待ってないのにどうして帰らないといけないのかな?
ふとそう考えた瞬間に彼に抱きしめられてしまいました…
オヤジ臭くてすごくイヤでしたが、
誰も私の事待ってないって事実がショックで
抵抗する気も起きませんでした…

あやうく、唇まで奪われかけましたけど
さすがに彼の口臭で我に返り、むせながら拒みました。
結局どこまでも付いてくる彼のしつこさに根負けして
メルアドを教えてしまい、やっと解放されました…
あんなスケベで強引で汚くて脂ぎってる金縁眼鏡のおじさんが
「勝組み」で「セレブ」だなんて…
(↑本人達の自称です。)

悔しいやら虚しいやらで家に帰ると
やっぱり旦那は私を待っていなかった様子です。

今日の出来事を考えると自分が惨めで
涙がこぼれてきて、止まらなくなって
声をあげて大泣きしてしまいました。

泣いている私の携帯にはあの名前も覚えていないおじさんから何通目かのメールが届いています。

泣いている私の旦那はただ黙ってクリックしています。